地方の高校生の大半はマイルドヤンキー予備軍?
正直言って私はレッテルを貼るのも、貼られるのも嫌いです。
しかし毎年毎年いろんなキーワードが出てきて勝手にカテゴライズする人たちがいます。
「ゆとり世代」「団塊の世代」「草食系男子」とか、なんとか男子、女子なんてものはしょっちゅう見かけます。
他人のことなんてほっといてやれよ!っていつも思うんですが、「マイルドヤンキー」はネーミングが秀逸すぎて語らずにはいられません。
私はとある東北の地方都市に住んでいるので、所謂マイルドヤンキーの人たちはそこいら中にたくさんいます。
地方にいる身近なマイルドヤンキー
私が思うに東北の高校生の90%以上はマイルドヤンキーの素質があります。
・・・と言うのは、クソだっさいママチャリに乗りたがるからです。
地方の高校生が乗りたい自転車の最低条件は、ハンドルが絞ってあることです。
要するにこんなやつですね
・・・さらに、ニケツ(2人乗り)できることも最低条件の一つなので、後ろの荷台もないといけません。
さらにこだわりのある奴は、ハンドルを上に向けて「鬼ハン」にして、荷台の後ろを折り曲げて45度くらい上に向けます。
鬼ハン以外にも、呼び方はいろいろあるようです。
これとか、さっきのチャリと比べると、現代的であか抜けた印象だと思いますが、田舎の中高生の基準だと、超絶ださいです。
まずハンドルが一文字なのと、荷台がないのが致命的です。
こんなチャリで学校行った日には「ダッサ」と言われること間違いありません。
クソだっさいママチャリに乗ってる理由
一番の理由は、「みんながママチャリに乗ってるから」だと思いますが、根底にはヤンキー文化への憧れがあります。
往年の暴走族の皆さんが好んで乗るバイクには、しばしば絞ったハンドルが付いています。そしてニケツも暴走族文化の一つです。
この「リョー」くんのGS400は定番の族車スタイルですね。
ハンドル絞って、三段シートつけて、旗棒つけて、布タレ風防もつけて、バッチリ決めてます。
今や暴走族(旧車会なんかも含む)なんて地方にもそんなにたくさんはいません。
しかし、地方では進学校であってもみんながママチャリに乗っています。
未だに影響力のあるヤンキー文化、深く浸透しているんだと思います。